DISPERSION

日々の備忘録。

ArcosantiとPaolo Soleri

Arcosanti&Paolo Soleri 

 

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http://www.joshualieberman.com/select/arcosanti/

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http://www.joshualieberman.com/select/arcosanti/

 

 

はい、もう書かない日が増すことに何も感じなくなってきたですよ。

開き直りっす。

 

寒くなってきましたね。

本日は、お仕事もお休みなので、昼間っからのんびりです。

 

本当は色々やるつもりだった作業があるんですが、

必要なものが今日までに届かなかったりしたので、

ダラダラしちまいましたよ。

(書いている時に実は届いたという笑)

 

 

今日は、まだまだ旬なArizonaですが、その中でも

来年私が行きたいなと思っているところをご紹介。

 

以前、New mexicoはMarfaについて少しだけ触れたけれど、

この辺はそういった芸術家に愛される土地だ。

乾いた土地で、周囲に何もないからこそ、まっすぐに

大地に宿るものを感じられるのだろう。

 

実際、去年グランドキャニオンやarizona、New mexicoの方を

訪れた時に私も心が震えた。

 

見えるは、緑の少ない岩肌の山、乾いてささくれた大地、

むせ返るような熱さ。

それしかない、それだけが果てしなく続く道。

だからこそ、その景観や大地に意識が集中する。

せざるを得ない。

 

一瞬で心を奪われたし、今もなお意識は半分置いてきてしまったように思う。

 

今、書くために思い出しているわけだけれど、もう心が震えている。

 

また、会いたい、ずっと恋している、

そんな感じだ。

 

私なんかがそう感じるのだから、感度の優れた芸術家なんかは、

もう魅了されたに違いないし、恋どころじゃなく心を支配されたんじゃないかな。

 

そりゃ、住んでしまうよ 笑

 

 

で、本題の。

Arcosanti(アーコサンティー)はイタリアの建築家Polo Soleri

(パオロ ソレリ1919-2013 あ、最近だね、亡くなったのは。)が提唱する

アーコロジーのコンセプトに基づいて1970年からArizona州の中央、Phoenixの北に建設している実験都市なんだ。

 

建設にはこれまで40年費やされていて、完成の目処はたっていないが、完成されれば

5000人程の人が収容される予定だそう。

(資金不足で遅滞)

 

ちなみに、先ほど述べたアーコロジーとはPolo Soleriが建築(architecture) と生態学 (ecology) の造語であるが、意味としては

 

生産、消費活動が自己完結している建造物であり、都市に匹敵する人口を内蔵する建築物である。

 

 

つまり、現在のように、平面的に大地を覆って都市が作られるのではなく、

都市を立体的に作ることにより、また、それによって車の必要性を欠くことで

人口過剰や環境劣化という問題を解決できるんじゃないかって話。

 

これに関して、日本のような地震の多い土地は、すごくいい方法って言えないかもしれないけれど、このアーコロジーに沿った建造物や都市は結構私たち目にしてるんだ。

 

例えば、映画マトリックスザイオンなんかもそうだし、

SFや未来映画なんかは、人口過剰だったり、環境汚染により住める大地が少なくなったりなんかで、縦に伸びるタイプの街、施設が多いよね。

そういや、フィフスエレメントもやたらと高層型の建物だったよね。

(ブルース ウィルスの住居もそんな感じだった。)

あ、ゲームのシムシティも一定条件からアーコロジーを作れるみたいだね。

 

 

そうやって、アーコロジーという言葉を目にしなくても、それに沿った建造物は

多かれ少なかれ目にしているわけなんだ。

 

 

 

で、今回紹介するAecosantiはそれに沿った実験都市(建設中)という訳なんだけど、

そういった細かい注釈はさておき、そこにある建物はすごく素敵なんだ。

 

現在の建物全体はこんな感じ。

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https://arcosanti.org/node/8395

 

アーコロジーに沿って、尚かつ5000人収容されるまでもっていくには、あとどれくらい費やすのだろうか、というより、完成しないのでは?という疑問は忘れよう笑

 

建物自体とても素敵だし、おもしろい作りで、なんだか原始的。

カフェもある。

 

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https://noisey.vice.com/en_au/article/form-arcosanti-festival-2015

 

 

その中でも特に私が訪れたい施設がこちら。

COSANTI

https://arcosanti.org/Cosanti

↑公式サイトだから詳しく書いてるからね、見てね。

 

Arcosantiにある主に工芸とギャラリーとギフトショップ的な役割の施設なんだ。

もちろん緻密に設計されていて、COSANTIのほとんどは、地中に作られているそう。

日光が当たる時間や方角を考えて効率的に設計されている。

 

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http://wanderlustandlipstick.com/blogs/globalsnapshots/2015/05/09/cosanti-desert-studio/

 

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https://arcosanti.org/cosanti

 

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http://www.visionsoftravel.org/cosanti-foundation-artist-colony-paradise-valley-arizona/

 

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http://www.visionsoftravel.org/cosanti-foundation-artist-colony-paradise-valley-arizona/

 

主に工芸としては、青銅鋳物とセラミックのものが作られ、そのスタジオが併設されている。

写真でもよく見かけるベルや彫刻、セラミックの鐘やプランター、タイルなどなど購入できる。

それが、建築の資金の50%にもなっているそうだから、是非是非、訪れた際には

お土産として買ってきてみてね 笑

 

私が来年行けた暁には、勿論買ってきてこのブログで紹介できるといいな。

 

こういうのは、きっとこの建築物のなかで見るのが素敵なんだろうけど、

可愛いから欲しいよね。

お、お安いといいんだけど 笑い

 

www.cosanti.com

公式オンラインショップ見つけた!

 

 

…た、た、たか〜い!笑

 

 

高いね 笑

これは、せっかく来たんだしのお土産気分が乗らないと買えない!

2、3万とかって 笑

そりゃ、資金の50%になるよね笑

ブロンズだしね、仕方ないよね笑

 

や、ディスってないんだよ、決して。

以前紹介したCINTAI Foundationとかだってツアーだったりするし、

お金をとっていかないと色々な物を維持していけないしね。

 

あと、ただ、この辺は夕方5時にしまっちゃうようなので、そこのところは要注意してね。

 

 

では、このへんで〜、

皆様も寒さには気をつけて〜

 

本日も勝手に転載しちゃってます。